よもやまぶろぐ

【ビジネスシューズ】スコッチグレインのインペリアル(と同じ木型)をアウトレットで購入

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以前紹介したスコッチグレインですが、先日アウトレットに行った際にもう一足追加で購入してきました。
今回はその商品レビューです。

スコッチグレインについての紹介はこちら。

 

革靴は連続で履くとすぐにダメになってしまうので、二足体制にすべく購入してきました。

今回購入した靴の基本スペックです。

  • 価格:¥19,000(税別)
  • 色:黒
  • デザイン:内羽根式ストレートチップ
  • サイズ:27 cm
  • ワイズ:3E
  • アッパー:国産カーフ
  • ソール:テクノソール
  • 型番:OPS-6500

シャインオアレインと比較しながら紹介していきたいと思います。
(今回購入したものの木型がインペリアルなので、以下ではインペリアルと表記しています。革質はインペリアルとは異なります。)

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まず木型ですが、シャインオアレインは中級ラインである「オデッサと」同一木型になります。
こちらはワイズがシングルEですのでもともと細身のタイプです。

それに対して、今回購入したモデルはスコッチグレインの最高級ラインである「インペリアル プレスティージ」と同型のものを使用しています。
そのため、ワイズが3Eにも関わらず、ぼてっとせずにすっきりとした印象にまとまっています。
下の写真で見比べてもどちらがEでどちらが3Eか見分けがつかないほどです。

最高級ラインのワイズが3Eというのは、幅広甲高の人が多い日本人の足型を考慮してのことなのでしょうか。

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(左:インペリアル、右:シャインオアレイン)

 

つま先の形はラウンドトゥで丸みを帯びており、クラシカルな雰囲気を漂わせています。
シャインオアレインはラウンドトゥスクエアトゥの中間という感じの、少し角のあるつま先をしています。

ここは好みが分かれるところですね。

 

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(左:シャインオアレイン、右:インペリアル)

 

中敷きのかかと部分には低反発のスポンジが入っており、クッション性を向上させています。
この仕様は通常、スコッチグレインの高級ラインのみ取り入れられているものです。
シャインオアレインにはありませんでした。 

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ソールは合成底のテクノソールです。
革底のようなやわらかい履き心地を実現するために、このように折り目の入った形になっているらしいです。
シャインオアレインのグリッパーテクノソールは雨の日用という事もあり、より滑りにくそうな見た目をしています。

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(左:シャインオアレイン、右:インペリアル)

 

ヒールのステッチが違っています。

 

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(左:インペリアル、右:シャインオアレイン)

 

僕はもともとシングルEの シャインオアレインが足にピッタリだったので、3Eである今回のインペリアルは試着の際に少しだぼつく印象を受けました。
すると店員さんが無料で前半分の中敷きをつけてくれました。(写真奥)

この中敷き、靴の大きさにピッタリな上に、一度くっついたら全くずれる心配がありません。
実店舗で買うとこのようなサービスがあって嬉しいですね。

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実際に履いてみるとこのような感じです。
シャインオアレインよりもつやがあって高級感があります。
手入れのしがいもありますね。

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社会人であれば一足は持っておきたいフォーマルな革靴は、黒、内羽根、ストレートチップの3点が重要です。

スコッチグレインは国内工場で熟練の職人が作る高品質な革靴が、比較的リーズナブルに手に入るおすすめのブランドです。
手入れをしながら大事に履けば10年以上履き続けることも可能です。
オールソールなどの修理については、以前書いた記事にまとめてありますのでぜひご覧ください。

 

シャインオアレインのレビューはこちら。

 

【CONVERSE Addict】2017AW 購入レビュー

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発売からしばらく時間が空いてしまいましたが、CONVERSE Addictの購入レビューです。
10月10日に発売だったのですが、当日にネット通販で検索してみるとどの店でも品切れ続出。
あわてて在庫のある店に問い合わせて購入した次第であります。

1番人気はオリーブのハイカットみたいですね。
僕はブラックのローカットを購入しました。
通常モデルが5,000円程度で買えるのに対して、Addictは17,000円しますから、文字通りAddict(中毒)な人向きと言えます。
しかしその分、スニーカー好きコンバース好きをうならせるこだわりが満載です。

公式サイトはこちら→Addict | CONVERSE コンバースオフィシャルサイト

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写真レビュー

靴箱はかわいいピンク色です。
公式サイトに使われている色と同じですね。ロゴは金文字です。

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中にはAddictの特徴をまとめた手紙が入っています。

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取り出してみましょう。
やはり一番の特徴はヒールパッチです。
中央の大きな星と左右の小さな星を合わせて、通称「三ツ星」と呼ばれるタイプのヒールパッチです。
1960年代のものを復刻したものになります。

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次に目に入るのが、左右のステッチです。
これは昔コンバースバスケットシューズだったころの名残で、裏側に当て布をすることでアッパーの摩耗に対する補強を行っていました。

 

右足のシュータンの裏には「プレイヤーズネーム」と呼ばれるタグが付いています。

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その代わりに、シュータンの表側にはタグはついていません。

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中敷きは取り外し可能な特別製。
通常のコンバースよりも圧倒的にクッション性が高いです。

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中敷きを外すとこんな感じになっています。

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インナーのライニングには温度調節に優れる素材「OUTLASTⓇ」を使用しています。

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アウトソールはビブラムソール(VIBRAMⓇ)なので耐久性はばっちりです。
通常のコンバースはすぐかかとがすり減ってしまいますが、ビブラムソールは数年履いても全く減らないと書いているブログもありました。
これは非常に期待です。

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続いて、以前紹介したアメリカで買ったコンバースと比較してみます。

Addictの方がトゥーキャップが小さくなっていることが分かります。
ゴムの素材感もツヤを抑えてマットな質感に仕上がっています。

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シューレースの素材も違っていて、現行モデルのポリエステル製に対してAddictはコットン100%です。
結び際の手触りも全然違っていて、触り心地が非常に良いです。

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ヒールパッチが違うとこんなに印象が違います。
Addictの方が若干アウトソールの高さがあることが分かります。

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終わりに

いかがでしたでしょうか。
値段は高いですが、所有欲を満たしてくれる特別なコンバースと言っていいでしょう。
だから僕もなかなか普段は履きません(笑)

この記事を読んでいる頃には、新品で手に入れる事は難しくなっているかもしれませんが、気になった方はメルカリやヤフオクなどで探してみるとあるかもしれません。

CONVERSE Addictは半年ごとに新しいコレクションが発表されていますので、次回のSS(Spring Summer)シリーズにも期待しましょう。

 

こちらは以前書いた記事になります。
アメリカのコンバースは日本と少し違うのを知っていますか?

 

【中国北京の旅行準備】②ネット規制(金盾)対策

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先週に続いて,今週は中国のネット規制情報をお伝えしていきたいと思います。
これから中国に行かれる予定の方はぜひご覧ください。

ネット規制の現状

既にご存知の方もいると思いますが、中国ではGoogleをはじめとしてTwitterFacebookInstagram、LINEなど私たちが毎日使っているネットサービスが使用できません。
これら全てが使えないとなると連絡もできないし地図も見れないし、仕事でもプライベートでも非常に困りますよね。

中国共産党はインターネット検閲システム「金盾」(またの名を「Great Firewall」)を使用して、中国国内でのインターネット通信を規制・遮断する政策をとっています。
例外として一国二制度の香港とマカオは規制を受けないと言われていますが、中国のSIMカードを使用する場合は規制の対象になるみたいです。
万里の長城(Great Wall)をもじったうまい言い方ですね(笑)
詳しくは、金盾 - Wikipedia

そのため、中国では独自のSNSが成長しており、日本のLINEに代わるものとして「WeChat」が、Google Mapの代わりに「百度地図」があります。
これから紹介する方法でネット規制を回避することが可能ですが、滞在中に何らかのトラブルや急な規制強化などにより使用できなくなる可能性は0ではありません。
そうしたときのために、日本国内にいる間に上記の2つのアプリくらいはインストールしておいて、何かあったときにはそちらを使えるようにしておいたほうが無難かと思います。

百度地图-公交地铁出行必备的智能导航

百度地图-公交地铁出行必备的智能导航

  • Beijing Baidu Netcom Science & Technology Co.,Ltd
  • ナビゲーション
  • 無料

 

対策

VPNとは

このようなネット規制に対して有効なのが、「VPN(Virtual Private Network)」です。
詳しくは、Virtual Private Network - Wikipedia

すごく簡単に言うと、中国国内で使用するデバイスから中国国外のサーバを一旦経由することで規制を回避する仕組みになります。中国国内から国外のサーバまではトンネルのような仕組みを使って通信するため、当局の監視を逃れることができるらしいです。(詳しいことは分かりません。)
ともかく、このサービスを使うことで中国国内でも日本にいるときと同等のネット環境を得ることができます。

こちらのサイトでは分かりやすいVPNの解説や、中国で使えるVPNをランキング形式で紹介されています。

一口にVPNといっても、国内外で大小様々な企業がサービスを提供しており、価格や安定性、通信速度、サポートなど各社で特徴があります。

先ほどのサイトをご覧になっていただければどのVPNがいいのか分かるかと思いますが、日本のVPNサービスは基本的に使用しない方がいいでしょう
規模が小さく歴史も浅いため、価格・安定性・通信速度・サポート全ての面において劣っています。
唯一使うメリットがあるとすれば日本語対応していることくらいですが、海外サービスでもGoogle翻訳と中学生レベルの英語力があれば全く問題なく利用できます。

海外の大手サービスではサーバを1000台近く運用しており、エンジニアも24時間体制で監視しているためネットに繋がらなくなるということはほぼありません。仮に規制がかかってもすぐに復旧します。
また、中国近郊にサーバを保有するサービスだと、アメリカにしかサーバのない業者などと比べた時に通信距離が短いため通信速度が速くなるという特徴があります。

 

Express VPN

僕が中国で使用していたVPNはこちらの「Express VPN」です。
先ほどのサイトでも1位で紹介されています。

他のサービスを使用していないので比べることができませんが、5日間の滞在期間中快適にインターネットを利用することができました。

何より、このサービスのよかったところは、7日間の無料トライアル期間がついていたことです。旅行などの短期間の滞在であればこちらのトライアルを利用すれば無料で済んじゃいます。

スマートフォン用専用アプリがあり、これを使用することで簡単にVPNのセッティングやON-OFFの切り替えができます。

*無料トライアルは公式サイト内にはなく、アプリ上で登録する形になっていましたのでご注意ください。

ExpressVPN

ExpressVPN

  • ExpressVPN
  • ユーティリティ
  • 無料

 

 僕は旅行先で写真を撮るのですが、カメラからWi-Fiで写真が送れるタイプのものを使用しています。
僕の場合、一度VPNをOFFにしてから写真を送らないとエラーになってしまったので、エラー表示が出てしまう方はVPNのOFFを試してみてください。

 

モバイルルーター

いつもの海外旅行にはモバイルルーターは持って行かないのですが、今回は少々不安だったので初めてルーターを契約していきました。
というのも、中国のFree Wi-Fiを使用するとウイルスに感染するだとかデータを盗まれるだとかいう噂を耳にしてしまったので、念のためという感じです。
さすがにホテルは安全だろうという事で、外出時のみモバイルルーターを使用していました。

僕が契約したのがこちら「GLOBAL WiFi」です。
最大5台まで接続可能なため、同行した友人と割り勘して支払いました。
プランは1日500MBまで利用可能な大容量プランにしました。 

こちらの「イモトWiFi」もCMなどやっており知名度があるのではないでしょうか。
時期に依りますが色々とキャンペーンもやっているみたいです。

 

終わりに

VPNモバイルルーターの契約をして行ったら、中国でも何の問題もなくネットを使うことができました。
金盾恐るるに足らずでした。
ただし、今後さらに規制を強化する恐れはあるため、最新の情報を入手して対策していっていただきたいと思います。

【中国北京の旅行準備】①PM2.5への対策

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先日は研究の学会発表のために、中国は北京に行ってきました。
世界遺産万里の長城天安門などの歴史的な観光地だけでなく、2008年の北京オリンピックで使用された「鳥の巣」と呼ばれるメインスタジアムや「水立方」と呼ばれる水泳競技場にも訪れることができ、とても楽しかったです。

北京と言えばPM2.5による大気汚染や、LINEやGoogleなどのサービスが使えない問題など、普通の海外旅行に比べて注意しなければいけない点が多くあり、ハードルが高いと感じる人も多いでしょう。

今回と次回に分けて日本を出国する前の準備や、5日間の滞在中の情報などをご紹介したいと思います。今回はPM2.5に関する話題です。

PM2.5の現状

既に多くの方がご存知だと思いますが、北京ではPM2.5による大気汚染が深刻な問題となっています。

こちらの動画では、わずか20分で街が完全にスモッグに包まれる様子がタイムラプスで撮影されています。
ここまでの汚染が毎日起きるかと言ったら分かりませんが、少なくとも何らかの対策をしていった方がいいという気持ちにさせる動画です。

僕の滞在中は、日曜日と月曜日は大丈夫、火曜日あたりから深刻化するといった傾向を感じました。
これはやはり、平日に北京市内の交通量が増加することによるものだと考えられます。現在は車のナンバーの末尾から5つの組に分け、平日5日間の各1日市内への侵入を規制する政策を行っているようです。

下のサイトではPM2.5やそのほかの大気質指標のリアルタイムな状況を知ることができます。
僕も滞在中は毎日このサイトをチェックしてからホテルを出るようにしていました。

北京大気汚染:リアルタイムPM2.5大気質指標(AQI)

対策

PM2.5の2.5という数字は何を表しているか知っていますか?
これは、PM2.5が粒子の大きさ2.5μm以下の微粒子状物質であることを表しています。
ですので、粒子の大きさがこれより大きいPM10という物質も定義されています。

PM2.5はこのように非常に小さな物質であるため、「肺の奥深くまで入りやすく、呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が心配」という事が環境省のHPでも指摘されています。

また、前述のとおり非常に小さい粒子であるため、普通のマスクでは防ぐことが難しいと言われており、専用のマスクを使用することが推奨されています。
現在PM2.5に対して有効であるとされているマスクの規格は「N95」と「DS2」の2つがあります。
N95」が世界的な企画であるのに対し、「DS2」は日本独自の規格になりますが、両者の性能に大きな差異はなく、0.3μmの粒子を95%以上防ぐとされています。

それぞれメーカー各社から様々な商品が販売されています。
今回僕が購入したのは以下の商品です。個包装されたマスクが3枚入っています。

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N95規格のマスクは粒子の侵入を確実に防ぐため、顔に強く密着するように作られています。
そのため、普通のマスクに比べて息苦しさや圧迫感を感じてしまう方も多いと思います。そういう場合は、少しいい商品を選んだ方がいいかもしれません。

また、長期滞在する場合は50枚入りのような大容量のものを購入して持って行った方がいいと思います。

今回マスクに加えて購入していったのが、こちらの「IHADA」です。

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詳しい説明は公式ホームページで説明されていますが、 簡単に言うとイオンの力で花粉やPM2.5などの粒子を反発させるという商品です。

効果のほどは定かではありませんが、資生堂が特許を取得している技術でもあり、Amazonのレビューなどでも評価が高かったので購入してみました。

明確な効果を実感したわけではありませんが、しないよりはましといったところでしょうか。そもそもPM2.5はすぐに体に悪影響を与えるものではないので、効果のあるなしは測ることができないでしょう。
この商品に関しては、春先の花粉シーズンに使用してその効果のほどを検証してみたいと思います。

同様の商品が「アレルシャット」という名前でフマキラーから出ています。
僕はデザイン的に「IHADA」の方が好きだったのでこちらを購入しましたが、性能面で大きな差はないようですので好みの方を購入すればよいでしょう。

終わりに

PM2.5は日本でたくさんニュースになっているため、多くの日本人観光客がマスクなどをして対策をしている印象でした。
それにたいして、現地の中国人や欧米人などの多くはマスクをしていませんでした。

スモッグが目に見えるほどひどい日にはマスクをするべきでしょうが、日曜日などは比較的空気がきれいなのでマスクをしないで外出してみてもいいかもしれません。

【シンプル雑貨】PB 0110のコンパクト財布がおすすめ

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こんにちは。
今回紹介するのは、PB 0110というブランドのコンパクト財布です。

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PB0110と言ってもおそらくほとんど知っている方はいないと思います。
公式サイトはこちら

2013年からスタートした若いブランドですが、創立者のPhilipp Bree(フィリップ・ブリー)はドイツの有名な革製品ブランド「BREE」から独立したという経歴を持っています。

 

PB0110の製品に使われているレザーは全て植物タンニンでなめされており、革本来の表情を味わうことができます。

ジッパーは真鍮製でなめらかに開閉するようによく磨かれているほか、どの素材もフィリップ・ブリー氏のこだわりが詰まったものになっており、家族経営の小さな工場に受注しているようです。

詳しくはこちらで紹介されています。

 

ブランドロゴはこのような括弧のマークです → (   )

僕の持っている財布の表面にもこの独特のマークが刻印されており、シンプルな中に絶妙な味わいを出しています。

公式Instagramはこちら。

 

僕が購入した財布がこちらです。
購入金額は約27,000円でした。

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それまで持っていたのがPaul Smithの長財布でしたが、ポケットに入りきらないサイズ感が嫌だったのと、極力手持ちの荷物を減らしたかったのでこのサイズの財布を探していました。

こちらは通常の二つ折り財布よりもさらに小さいサイズですが、収能力は十分にあります。

 

ジッパーを開けるとPB 0110の文字とブランドロゴの括弧マークが刻印されています。

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手と比較したサイズ感はこんな感じ。
掌に収まるコンパクトなサイズ感です。

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コンパクトサイズかつファスナーという製品はいくつかのブランドが出していましたが、小銭入れがないものが多く、財布として使用できるものはなかなかありませんでした。

(追記:2018/10/17)
最近よくこのタイプの財布を見るようになりました。
流行っているんでしょうか。

 

 

この財布は外側のジッパーがコの字型に開くのでがばっと大きく広げることができ、中身の出し入れがしやすいです。
結構他のブランドだとL字型に開くタイプが多かった印象です。
小銭入れ部分はL字型に開きますが、こちらはこれで十分。

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コインケース周辺の裏地は布地でできているため柔らかく、取り回ししやすい作りです。
丈夫な素材らしく、2年弱使っている現在でも一切傷や汚れがありません。

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コインを入れるとこんな感じ。

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ジッパーは真鍮でできており、経年とともに風合いが増してきます。
外側のジッパーは普通、内側のジッパーは目が小さめで、どちらも滑らかに開閉できます。

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カードを入れるとこんな感じに。
コインケースを隔てて左右に2つずつカードを入れる仕切りがあります。

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お札は二つ折りにしてぴったり入るサイズ感。
海外製の財布ですが、日本のお札もちゃんと収まります。

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革は耐久性のある牛革のカウハイドが使用されているので、使い込んでいくうちに傷がついてきて味が出てきます。

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僕が購入したのは銀座三越の5階にある革小物コーナーです。
財布を探してうろうろしていたところに、偶然巡り合いました。


ただ、三越オンラインショップでは現在取り扱いがないようです。
店舗での取り扱いがあるかどうかも分かりませんので、電話での確認をされることをお勧めします。

 

 

僕は黒色を選びましたが、カラーバリエーションが豊富でいい色味が揃えられています。
特に青は発色が良く、男性女性どちらにも人気がありそうでした。

 

長財布派だった頃はいつも鞄の中にしまっていましたが、ちょっとした外出時に尻ポケットにすっぽり収まるサイズ感は便利です。
また、余計なものを入れる余裕がないので、逆に財布の中がいつもすっきりキープ出来て気持ちがいいです。
必要最低限のものは十分に入りますしね。

 

また、旅行用にもっていく財布としてもちょうどいいのではないかと思っています。
ラウンドジップなので、中身が出ちゃう心配もないですし、持ち歩きやすい大きさです。

新しい財布を検討中の方、旅行用の財布をお探しの方、ぜひ「PB0110」の財布を検討してみてはいかがでしょうか。

 

【CONVERSE(コンバース)】日本とアメリカの違いとは

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コンバース オールスターと言えば、若者からおじさんまで幅広い年代の人が知っている有名なスニーカーですよね。

先日アメリカへ旅行した際に現地のコンバース直営店を覗いたところ、陳列されているモデルが日本で販売されているモデルと若干デザインが違いました。
これがアメリカ限定モデルなのか?とホクホクして自分用に一足購入してきました。

帰国後コンバースについて色々と勉強すると意外な事実が分かったので、記事にまとめてみました。

コンバース 商標権の違い

日本で販売されているコンバースは本国アメリカやヨーロッパ、韓国などで販売されているものとは全く異なります。
日本のコンバースガラパゴス状態なのです。
その原因はコンバースの商標権に起因します。

コンバースは以前経営が厳しい状態に陥り、2001年には倒産に追い込まれました。
その後、再建の際に日本の商社である伊藤忠が資本参加しました。
そして新コンバース社から日本での商標権を譲渡され、現在では伊藤忠の子会社であるコンバースジャパンが所有しています。

一方、新コンバース社はその後ナイキ社に買収されることとなり、伊藤忠は新コンバース社の株式をナイキ社に譲渡しました。
つまり、伊藤忠とナイキはお互いに一切関係ない別会社としてコンバースブランドを運営していくこととなり、伊藤忠は日本で、ナイキは日本以外の世界で商品を展開する現在の状況になりました。

 

通常日本で展開されているコンバース商品は伊藤忠(の子会社)が独自に企画・販売しているもので、海外で流通しているものとは違うのです。
日本においてナイキ社による海外製コンバースがシェアを伸ばしては困るということで、伊藤忠はナイキ社が企画するコンバースの輸入を差し止める訴訟を起こし、2011年これに勝利しました。

これによって日本ではアメリカなどの海外で売られているコンバースは購入できなくなりました。
最近人気が高まっているCT70などもナイキ社のものなので、通常日本で購入することはできません。

下記はコンバースジャパンに掲載されている文書です。
CONVERSEシューズの輸入に関する件 | CONVERSE コンバースオフィシャルサイト

 

コンバース好きの方は日本の古着屋などに稀に置いてあるものを購入したり、個人輸入をされているみたいです。
また最近では、メルカリやラクマなどのフリマアプリによって以前よりは安価に海外モデルを手に入れることが可能になりました。

 

日本とアメリカ 製品の違い

では一体、日本とアメリカのコンバースは具体的にどこが違うのでしょうか。

一番わかりやすい違いはロゴマークです。
他にはNIKE製のインソールの方が質が良くて疲れにくいなんて話もありますね。
イギリス限定モデルのユニオンジャック柄なんていうマニア垂涎の商品もありますよ。

ロゴマークの違いは下の写真を見ると分かります。
日本製はロゴマークが「ALL★STAR」なのに対して、アメリカ製は「CONVERSE ALL★STAR」となっています。(左:アメリカ、右:日本)

 

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かかと部分のヒールパッチも。(左:アメリカ、右:日本)

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これだけでもプレミア感がありますが、もっと素晴らしいのはブラックモノロームの場合、ロゴが黒になっていることです。
僕はブラックモノロームを愛用しているのでこれは非常にうれしいです。

そもそもオールブラックが売りのモデルなのに、なんでロゴが白で目立つ必要があるんでしょうか?

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ちなみに僕がアメリカで購入したモデルはアメリカ限定みたいです。
ブラックモノロームよりも少し青みがかった黒色、ロゴがゴム製、シュータンに紐を通す部分があり、インソールまで黒色と、色々と特別なモデルでした。
これで日本のオールスターとほとんど変わらない価格だったので、非常に満足しております。

購入レビュー

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コンバースのサイズは世界共通なので、日本で購入したことのある方は同じサイズを買うので大丈夫です。
僕の場合、日本のサイズが29cmで、USサイズが10.5です。
店員さんに試着をお願いするときは、「ten half」と言えばOKです。

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こちらが僕が購入したオールブラックのコンバースです。写真から伝わるか分かりませんが、日本のものよりも黒色に深みがあり、紺に近い黒といった印象を受けます。

コンバースでは通常ないシュータン部分の紐通し穴もあって、履く際に便利です。

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シュータン部分はラバーのロゴマークが。

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インソールも黒色です。普段は見えないところまでこだわっています。

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ヒールパッチも日本のものと違います。
ちなみに日本製のコンバースではブラックモノロームだけヒールパッチに「Chuck★Taylor」の文字が入っています。

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よくよく見ると、ゴム部分のデザインも日本のものと若干違っています。ゴム自体の素材もよりツヤツヤしている印象を受けます。 

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サイドはこんな感じです。

 

追記:
米CONVEREのホームページにこちらの商品が掲載されていたので紹介します。
白と黒がありますが、シュータン部分のラバーロゴや紐通しなどは黒色だけの仕様のようです。

現地で購入するか個人輸入のような方法でしか入手できませんが、気になる方は是非トライしてみてください

Converse Chuck Taylor All Star Low Top Unisex Shoe. Nike.com

 

終わりに

昔はVANSが好きだった頃もあったのですが、最近はもっぱらCONVERSE派です。
気軽に買える値段と、普遍的なデザインがいいですよね。

アメリカのコンバースは特別感があっていいですが、では日本はダメかというとそんなことありません。

コンバースジャパンでは「CONVERSE Addict」というプレミアムラインを展開しており、毎年SSとAWの2シーズン毎に素材や機能にこだわったモデルをラインナップしています。

その最新コレクション、2017 Hollyday Collectionでチャックテイラー(オールスター)のオールホワイトとオールブラックが販売されるので、非常に気になっています。
値段が¥16,000(税抜)とかなり高額で、気軽に買えるようなスニーカーではもはやありませんが、購入しましたら記事にしたいと思います。
Addict | CONVERSE コンバースオフィシャルサイト

 

追記:
購入レビュー書きました。 

 

 

追記:
CONVERSEについて非常に詳しく分かりやすくまとめられてるページがありましたので紹介します。

【連載:マニアですがなにか コンバース編】第一回「覚えておくべき5モデル」 | Fashionsnap.com
【連載:マニアですがなにか コンバース編】第二回「オールスターの種類」 - 1ページ目 | Fashionsnap.com
【連載:マニアですがなにか コンバース編】第三回「年代判別と選び方」 - 1ページ目 | Fashionsnap.com

【Megabus(メガバス)】ロサンゼルス‐ラスベガスを$1で移動する方法

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この夏休みにはロサンゼルスとラスベガスに行ってきました。初のアメリカ本土はすごく楽しかったです。
僕はロサンゼルスに3泊、ラスベガスに2泊して2都市を満喫しました。今回はロサンゼルスからラスベガスへの移動方法を紹介します。

3種類の移動方法

ロサンゼルスからラスベガスへ(またはその逆)行く方法はざっと3種類あります。ここではそれぞれざっくり上げていきます。

  1. レンタカー
  2. 飛行機
  3. 長距離バス

レンタカー

アメリカ西海岸の広大な砂漠の中で車を運転するのは一種のあこがれですね。レンタカーなら5時間ほどひたすらフリーウェイをドライブすればラスベガスに到着します。
人数が増えるほど価格が安くなるので、大勢でワイワイ行くにはおすすめです。ロサンゼルスは車社会なのでレンタカーで観光を満喫した後、そのままラスベガスまで行って乗り捨てなんてこともできます。

アメリカでレンタカーを運転するには国際免許証が必要になります。事前に最寄りの運転試験場や警察署などで取得して、忘れずに持っていきましょう。
有効期限は1年で、取得にかかる金額は都道府県によって異なるようです。
例)東京都在住の場合:2,650円

飛行機

最も簡単に移動できる方法です。1時間ほどでついてしまうので、空港での待ち時間を含めても最も時間が掛かりません。お金に余裕があって時間が限られている社会人の方などにおすすめです。費用は時期によりますが片道1万円程度です。

長距離バス

今回おすすめする方法がこちらです。長距離バスは3種類の中で最も価格の安い方法ですので、時間に余裕がありお金が限られている学生におすすめです。長距離バスの種類も複数ありますが、その中でも今回紹介するMegabusは片道$1から購入可能です。
ただしたくさんの人が乗ってくるため、外れの人が近くに座ってしまった場合は運が悪かったと諦めてください。僕の乗ったバスにも、席を2つ分使うザ・アメリカンな巨漢や、突然歌いだす黒人女性などがいました(笑)

 

Megabus(メガバス

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Megabusとは

今回紹介するMegabusはアメリカやイギリス等で長距離バスの運航を行っています。チケットは最安で$1から販売されています。格安だからと言ってぼろぼろのバスかというとそんなことはなく、トイレとWi-Fi、コンセントが完備されている綺麗なバスです。ただしWi-Fiは都市を離れると超微弱になるため、ほとんど機能しませんでした。

注意点としては、アメリカ人をはじめ欧米人は基礎体温が高いため、車内が非常に寒いということです。僕の席は冷房直下だったため、5時間寒さと戦う羽目になりました。途中休憩で砂漠の暑さがとてもうれしく感じました(笑) そのため、上着やブランケットなどの防寒グッズを携帯するのをおすすめします。

また、座席を選んで予約したはずでしたが先に座っていた人に早い順だと言い張られ、冷房が直接当たる席に座るしかありませんでした。ぜひ時間前から並ぶことをおすすめします。

予約方法

予約はこちらのサイトから行います。
片道(One way)か往復(Round trip)か選び、出発と到着の都市、利用日、人数を入力します。

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日によって3~5本の運航があるようです。希望の日時を選択して予約しましょう。
直前の予約で空きが少ないと価格が高くなり、空きがたくさんある場合価格が安くなります。最安で$1まで安くなるらしいので、予定が決まったらなるべく早く予約しましょう。

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チケットを選択すると座席選択画面に移ります。このページでは有料で座席の予約ができます。自由席の場合は特に何もせず次に進みましょう。
僕は自由席が空いてなかったので$1の席を予約しましたが、前述の通り先に座られてしまい他の席に移らざるを得ませんでした。英語が得意な方は説得するか、そうでなければ先に並んで確実に座りましょう。 

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予約手数料は$2.5です。それを入れても¥1,000程度で行けるため非常に安いです。
荷物は20kg以内の預け入れ荷物と手荷物が許可されています。預け入れ荷物は重さが計られて超過料金を取られている人がいたので少し注意が必要です。

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名前や住所など必要事項を記入します。電話番号については10個の数字で記入しないとエラーになるため正しく書けませんでしたが、電話が必要になることはないので適当に書いておきましょう。

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最後にクレジットカード情報を記入しましょう。

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乗車時には予約番号が必要なので、控えておくか、メールで届いたものを保存しておきましょう。

 

乗車方法

当日は時間に余裕をもって乗車場所に着きましょう。ロサンゼルス発の場合、ユニオンステーションという大きな駅のバスターミナルの一角にMegabus用の待合場所があります。構内には案内があるので迷うことはないと思います。

乗車場所の付近にチェックインカウンターがあり、係員がいるので予約番号と名前を伝えると乗車カードのようなものを貰えます。このチケットは乗車時に受付の人に渡します。

バスが来ると一斉に並びだすので、早めに列に並ぶことをおすすめします。僕は指定席だからと余裕をもっていたら勝手に座られていました(泣) 預け入れ荷物は他の人と一緒にまとめて置いておくと係の人が載せてくれます。

乗車してしまえばあとはラスベガスまで5時間ひたすら乗っているだけです。僕はNETFLIXで「ラスベガスをぶっつぶせ」を見てカジノへのモチベ―ションを高めていました。結果は惨敗でしたが(笑)
途中のバス停で乗車する人もいるらしく途中一回停車したほか、日本のサービスエリアのような場所で休憩するのでここで一息つきましょう。

ラスベガスでは空港の南側のバスターミナルに到着するので、ここから市内まではバスやUberなどで移動しましょう。

終わりに

学生旅行はお金との勝負なので、移動手段に余計なお金はかけていられません。Megabusを使えば、ロサンゼルスからラスベガスまで¥1,000かからずに行けちゃいます。ここで浮かせたお金を握りしめてベガスのカジノで勝負しましょう。
良い旅を!